グローバル・アジェンダ・シリーズ 2012年3月16(金) アカデミーヒルズ49(六本木ヒルズ森タワー49階)
グローバル・アジェンダ・シリーズ
「今年のダボス会議はここに注目しよう
~世界のリーダーが議論したトピックを理解し、日本を戦略的に発信する~」
日時 | 2012年03月16日 (金) 20:00~21:20 |
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講師 | 加治慶光 内閣総理大臣官邸内閣広報室参事官(国際・IT担当) 石倉洋子 慶応義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授 |
定員 | 300名 ※お申込期日:2012年3月16日(金)15:00まで ※定員になり次第締切ります |
参加費 | 無料 |
会場 | アカデミーヒルズ49 (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
主催 | アカデミーヒルズ |
講演内容
毎年1月、世界経済フォーラムがスイスのスキーリゾートで開催する年次総会、通称「ダボス会議」。
本年は1月25日から29日にかけて開催され、世界の政財界のトップ、国際機関、メディア、学識経験者、社会活動家、アーティストなど各界のリーダーが集い、”The Great Transformation:Shaping New Models”(大変革:新たなモデルを作る)というテーマのもと、世界規模の課題をどう解決するかについて議論されました。
今回のセミナーでは、日本人として本年のダボス会議の議論の中でどこに注目し、議論の背景をどのように理解したら良いかを、個人として参加した慶應義塾大学大学院教授の石倉洋子氏と、日本政府の官邸国際広報室の担当者として参加した加治慶光氏をお迎えして、参加者の皆さまとともに考えます。
今年は欧州危機への対応、そして世界的な課題となっている雇用問題、特に高止まりを続ける若者の失業者数が最優先事項として注目を集めました。
日本からは、俳優の渡辺謙氏が東日本大震災に関連したスピーチをしたり、野田佳彦総理が東京からビデオ会議で参加し、日本として欧州危機にどう立ち向かうか、震災を経た日本の復興の道筋について語るなど日本を発信しました。
本講座では、まず個人で参加した石倉氏の視点から、今年のダボス会議の議論で最も注目すべきポイントと、その背景を解説していただきます。また「議論するだけではなく、実行に移す」という言葉が何度も飛び交う中で、個人がダボス会議に参加し、議論だけで終わらせないためには何が必要なのか、お話いただきます。
官邸の国際広報室から参加した加治氏には、国として世界に発信する際に世界経済フォーラムとダボス会議をどのように位置づけ、今年はどのような活動を行ったのか、お話いただきます。
政府がダボス会議でとった行動の背景にあるものとは何だったのでしょうか?また今後の日本政府が発信していく上での戦略は?担当者の加治氏に伺います。
40年以上の歴史がある本会議は年々、取り扱うテーマも複雑化し、一国では解決が容易ではない課題ばかりが議題にあがっています。今年は過去最高の2,600人の参加者数を記録し、多様な人々が参加することで多様なアイディアが生まれていますが、一方で解決策を見出すのは困難になってきているとの見方もあります。
石倉氏と加治氏のお話から、報道だけでは分からない、今年のダボス会議で議論されたことの本質に迫ります。
参加お申込み・フォーラムに関するお問い合わせ
参加申込、お問い合わせは以下ページよりお願い致します。
http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000gzzww.html