モーニング・セッション26 2015年9月18日(金) アカデミーヒルズ49 (六本木ヒルズ森タワー49階)
ケロッグ経営大学院 モーニングセッション26
外部人材が、どう日本の老舗企業を変革したか ~国内再生と海外M&A~
講師: 北條 元宏(ほうじょう もとひろ)
マッキンゼー・アンド・カンパニー シニアアドバイザー
名称 | 外部人材が、どう日本の老舗企業を変革したか~国内再生と海外M&A~ |
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日時 | 2015年9月18日(金) 8:00~9:30 *受付は7:45~に開始します。 |
講師 | 北條 元宏 マッキンゼー・アンド・カンパニー シニアアドバイザー |
定員 | 一般60名/ ケロッグ卒業生 20名 ※定員になり次第締切ります |
参加費 | 一般4000円/ケロッグ卒業生3,000円(サンドイッチ・コーヒー・紅茶代込み) |
会場 | アカデミーヒルズ49(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階) |
申込み | ※本セミナーは、どなたでも参加できます。 ※ケロッグ卒業生(およびそのご紹介者)の方は、ケロッグ日本同窓会事務局< kellogg@arc-c.jp >までメールにてお申し込みください。 ※一般の方は、下記のアカデミーヒルズ様のウェブサイトよりお申込みください。 http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000rfak3.html |
主催 | アカデミーヒルズ (プログラム提供:ケロッグ・クラブ・オブ・ジャパン) |
講座内容
コラボレーション型リーダーシップを旗印とする世界最高峰のビジネススクール、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院日本同窓会とアカデミーヒルズが送る知の交流。
同校教授を始め、日本や世界を変えて行こうと果敢、かつ情熱的に活躍する卒業生や関係者を招き、ケロッグならではのカジュアルな雰囲気のなかで講演やディスカッションを通じて、チャレンジ精神溢れるマネジメントの最先端や大胆なリーダーシップの真髄に触れる朝食会のシリーズです。
第26回目となる今回は、現在マッキンゼー・アンド・カンパニーのシニアアドバイザーで、昨年までコクヨ株式会社のグループ戦略担当執行役員を務められた北條 元宏氏をお迎えします。
日本企業の多くは、国内の収益基盤を保持しつつ、海外市場に進出してその成長をいかに取り込むことができるか、という課題への対応が急務となっています。グローバル競争を勝ち抜くための持続的成長を目指して、経営戦略の大幅修正が必要な局面を迎えているともいえます。
創業110年の歴史を持つ文具・オフィス家具の最大手であるコクヨは、リーマンショック以降、全体の98%を占めていた国内売上の低下に歯止めが掛からない状況に直面していましたが、2010年以降の4年間で、国内事業の売上・収益性の着実な復活と同時に、インドを中心としたアジアへの参入を次々と進めました。その老舗企業変革の陣頭指揮を執ったのが、同社で初めて外部から幹部として招聘された北條氏です。
北條氏は、三菱商事にて10年に亘り天然ガス開発投資事業に従事した後、コンサルティングファームに転職。2010年夏にコクヨ株式会社に入社し、4年間の変革を指揮後、現在はマッキンゼーにて再度外部から日本の大企業の改革に携わっておられます。
今回のセッションでは、「錆びついたバリューチェーンの大改修」による国内事業の立て直し、そして「新興国の成長内需を獲得するためのクロスボーダーM&A」のアプローチと要諦を中心に、コンサルティングと実際の経営経験の双方の視点を持つ同氏から、実践経験に根差した企業変革について語っていただきます。
講師紹介
北條 元宏(ほうじょう もとひろ)
マッキンゼー・アンド・カンパニー
シニアアドバイザー
2003年ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。1994年大阪大学法学部卒業後、三菱商事入社、10年超にわたって天然ガス資源開発プロジェクトに従事。その後、米系戦略コンサルティング会社を経て、2010年コクヨ株式会社に入社(執行役員グループ戦略担当)。2014年よりマッキンゼー・アンド・カンパニーのシニアアドバイザー。消費財・エネルギー/インフラ・総合商社など様々な産業の経営課題に精通、特に全社改革や成長戦略(含M&A)のエキスパート。